マンガ大賞2022 受賞作品の簡単レビューとおすすめ度

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今年3月27日に【マンガ大賞2022】が発表され、大賞には「ダーウィン事変」が選ばれましたね。
わたくし管理人としても毎年楽しみにしているので、どの作品が大賞になるのかドキドキしてました♪
特に今回は、最終選考に残った10作品は発売当初から集めているものばかりだったので、感慨深いものがありました。

  1. ダーウィン事変
  2. ルックバック
  3. ひらやすみ
  4. 女の園の星
  5. チ。ー地球の運動についてー
  6. トリリオンゲーム
  7. ダンダダン
  8. 推しの子
  9. 海が走るエンドロール
  10. 自転車屋さんの高橋くん
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でも、ノミネート作品といっても、実際にどうなの? 単行本も安くないし…

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そういった声も聞こえて来そうなので、「マンガ大賞が毎年気になっている方」や「発表後には必ず買って読んでます!」みたいな方にはもちろんのこと、「なんか面白そうだから読んでみようかぁ…」と思っていただけるよう、ノミネート作品を管理人独自の感想とともに紹介します。

以下は、あらためて【マンガ大賞】についての説明を。

「面白いと思ったマンガを、その時、誰かに薦めたい!」
運営は、マンガ大賞実行委員会が行っています。
選考員は、実行委員が直接声をかけたマンガ好きの有志たち。
書店員をはじめとするさまざまな職業の方が、手弁当で集まってこのお祭りを支えています。
マンガ大賞の選考対象は、前年の1月1日から12月31日に出版された単行本の内、最大巻数が8巻までの作品です。
なお、選考対象には電子書籍(最大巻数が8巻相当までの作品)も含みます。
一次選考では、各選考員が「人にぜひ薦めたいと思う作品を5作品」を選出。
二次選考では、一次選考の結果から得票数10位までの作品がノミネートされます。
選考員はその全てを読み、トップ3を選びます。
その結果を集計し、年の一推し『マンガ大賞』を決定します。

https://www.mangataisho.com/

それではここからは管理人の個人的な簡単評価とコメント。
※なお、★評価については今回ノミネート10作品限定のものとなりますのでご注意ください。

目 次

1位 ダーウィン事変  獲得数 74pt

おすすめ度:★★★
ストーリーが斬新で引き込まれるが、政治や宗教的な内容も含むため、小難しい部類に入ると思う。ちょっと難しいセリフ回しや意味をとらえるのが面倒に感じる人もいるかと。実際に管理人は、1巻は「おぉっ!面白いぞ!!」と一気に読んでしまえたが、2巻を購入した際は数日経ってから読み始め、3巻購入時には数週間経ってから読めばいいかと他の本を優先して後回しにした過去がある(汗) 読むことに多少面倒さを感じる部分もあったし、そのせいで自分でテンポを悪くしてしまった。「これは数巻出てからある程度まとめて読んだほうがいいな」と思った。そんな中、つい最近4巻が発売されたが、大賞受賞後という事もあり早速買って読んだが、これが面白かった! 特に巻の最後の展開がとても面白くなりそうでワクワクしてきた。そういった意味でも、これからさらに発展していきそうだという意味も込めての大賞というのは納得であると管理人は考える。おすすめ度については少々辛めだが、小難しい内容に問題ない人にはおすすめ、万人向けかといえばどうかなぁというのが個人的感想です、はい。

2位 ルックバック 獲得数 68pt

おすすめ度:★★
1回読んだら忘れられないような内容で、独特な絵やコマで訴えかけてくる作者の魅力満載の短編漫画。1度読んでしまった後は、そっと本棚に眠っている作品でもある(汗) 同作者のチェンソーマンはそうでもないが、ファイヤーパンチに似た雰囲気があるように思う。「とりあえず物凄いものを見せつけられた…」的な後味。あまり多く語ることは必要ない作品であるように感じるため、またいつの日かルックバックしたい漫画である。漫画好きなら1度は読んで欲しい。が、多くの人に勧められるかといえば微妙かなぁと思いの★2評価。

3位 ひらやすみ 獲得数 66pt

おすすめ度:★★★
これこそ今回のノミネート作品中において”もっとも”まったり・のんびりした作品。管理人も1巻購入時はすぐに読む気にならない作品ではあった(笑) おそらく絵や本の雰囲気からにじみ出ているまったりさが原因かと思われるが、読んでみると想像以上にまったりできる。特に、何もする事の無い時間に読むには最高の作品かもしれない。こういう作品は特にすぐに実写化されやすい内容ではあるが大ヒット作品ではきっとない(と管理人は思う) アニメ化も深夜向きではあるが、おそらくすぐに眠くなる。そういった意味でも漫画本であるという事に大きな意味があるように管理人は強く勝手に思っている。スピード感やアクション要素の高い少年漫画好きな人にはちょっと向かないかもしれないが、変化球として、また久しぶりにほっこりとした気分になりたい人にはうってつけの漫画であり、実に奥深い味わいのある作品。

4位 女の園の星 獲得数 63pt

「女の園の星」★★
作者のセンスがズバ抜けているのでしょう。絵や展開、内容は実に昭和の匂い満載なんですが、そういったジャンルのマンガも多いけど、その中でも際立った魅力があるように感じる。

5位 チ。ー地球の運動についてー

「チ。」★★★★

6位 トリリオンゲーム

「トリリオンゲーム」★★★★

7位 ダンダダン

「ダンダダン」★★★★

8位 推しの子

「推しの子」★★

9位 海が走るエンドロール

「海が走るエンドロール」

10位 自転車屋さんの高橋くん

おすすめ度:★★★
まったりした展開や一コマ一コマの雰囲気など、味のある作品。どこか昭和のトレンディさも感じられる。のんびりしたOL  とヤンキーの高橋くんの純粋な恋愛ものかと思いきやそうでなかったりするバランスが絶妙でリアル。基本的に日常的な内容ではあるが、さらっと読んでしまえるテンポ感が心地よい。巻末の作者コメントも面白く、楽しく自分の漫画を書いておられるんだろうなというのが感じられて好感が持てる。今後の展開がどうなるのかなぁというちょっとフワフワソワソワしてしまう部分も感じるため、どこまで続くのかも肝なように思っている。気になる方は是非1巻を読んでみれば感触はわかる。

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