【2022年最新】ガチで面白いおすすめ漫画を厳選紹介!大人気漫画をレビュー
昨年は「このマンガがすごい!」オトコ編第2位、「マンガ大賞2021」では堂々の第1位で様々な賞を獲得し、さらに今年も「このマンガがすごい!」オトコ編第6位になった、今や大人気となったファンタジー漫画の傑作『葬送のフリーレン』をレビューします!

この漫画はよく本屋でも見かけるし、きっと面白いんだろうなぁという雰囲気がある。”葬送”という言葉がちょっと暗い感じがするけどね。
結論から述べると、「面白い!おすすめ!よくよく考えたら魔王を倒した勇者たちの後日譚って気になる!漫画」です。
とりあえず進めていきましょう!
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あらすじ紹介
『葬送のフリーレン』あらすじ
魔王を倒した勇者一行の後日譚ファンタジー 魔王を倒した勇者一行の“その後”。魔法使いフリーレンはエルフであり、他の3人と違う部分があります。彼女が“後”の世界で生きること、感じることとは―― 残った者たちが紡ぐ、葬送と祈りとは―― 物語は“冒険の終わり”から始まる。英雄たちの“生き様”を物語る、後日譚(アフター)ファンタジー!
おすすめ度と内容紹介
おすすめ度:★★★
この作品は、2020年22・23月合併号から「週刊少年サンデー」にて連載をスタートし、原作は山田鐘人、作画はアベツカサの作品です。
あらすじにあるように、「魔王を倒した勇者一行の”その後”を描くファンタジー」って、その時点でなんかもう面白いですよね。今までありそうで無かった設定というか。
確かにRPGものにおいて「エルフって長生き」という暗黙のルールがあり、人間はエルフより早く死んでしまう訳で、そうするとエルフは残されてしまう。まぁ当然って言えば当然で。
その設定を理解したうえで読み進めてみると「フリーレン」のことが、ちょっとかわいそうに思えてきます。
長生きって良いことばかりではないのかもな、と。
しかし、この作品では「かつての仲間たち」との別れと同時に「新しい物語のスタート」や「新しい世代の物語」が描かれることで、フリーレン自体もまた新しい人生を歩みだしていくという、何とも言えない爽やかな雰囲気も持っているように思います。
基本的には長い話が続くような感じではなく、短い話がテンポよく展開していくという作品なので、非常によみやすいです。
逆に言えば、巻数を読み進めていくとなんとなく「お決まりのパターン」のようにも見えてきて、私は途中で飽きてしまい一度読むのを離脱してしまいました(汗)
そういったこともありの★3評価となっておりますが、あくまで個人的なものですのでご理解を。
現在、7巻まで発売されており、正直どんなエンディングを迎えるのか予想すらできませんが、これからまだまだ楽しみな作品であります。
ポイント① 今までありそうでなかった切ないストーリー設定
よくよく考えてみると、これほど哀しい現実はないんだろうなと感じさせてくれます。
人間である勇者はもちろん年老いて死んでしまう訳で、ゲームでもなんでも魔王を倒してハッピーエンドまでしか描かれない訳で、その後に”年を取らずにほぼ元気な状態で取り残されてしまうメンバー”のことを想像すると、それは正直「キツイなぁ」と思う訳で。
ただ、この作品はそんな哀しいストーリーを明るい物語に変換させていくことが上手くて、テンポが良いこともその要因になっているように思います。
また、フリーレンの少しヌケた性格もちょうどいいし、若い世代のそれぞれのキャラクターも特徴的で良いし、世代交代と新しい時代への希望が見えていて明るくなるというか。
今の日本とは違って… (これは失礼)
この設定だけで、この漫画はほぼほぼ完成してるような気がします。秀逸ですね。
余談ですが、ある意味「強くてニューゲーム」的な部分もあるのかな。
ポイント② ときどき入る年老いた勇者の姿がまぶしすぎる
ただの「過去の栄光」とは言いません。
しかし、どんなに素晴らしい過去でも過去なんだなと、改めて痛感させられる部分が、哲学が大好きな私の心に刺さりました。
たとえ世界を救った勇者とて同じ、ってこと。
ポイント③ 強くてニューゲームだけど無双しすぎていないところが上手い
これはそのままですが、最強の魔法使いフリーレンが強すぎて、敵をバッタンバッタンなぎ倒していくのは、さすがに面白くないので、そういった意味でもこの作品は「絶妙なバランス」が保たれているように思います。
単純に、魅せ方が上手い!
最後にまとめ
評価は『星3つ』と少々辛めですが、個人的な感想もあっての評価であるため、総じて万人受けする漫画であることは確かだと思います。
「面白い!おすすめ!よくよく考えたら魔王を倒した勇者たちの後日譚って気になる!漫画」です。
これだけの人気作ですから、一度は読んでみてくださいね! 面白いですから。
最後に、この作品を読んでいると「これぞサンデー!」的に感じているのは私だけでしょうか…?
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