EVOL イーヴォー 4巻【6月新刊】

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【2022年6月新刊】アメコミ風ダークヒーロー漫画の最新刊が発売されたので購入レビュー!面白い漫画

 2020年9号より「月刊コミックビーム」にて連載がスタートされました。作者は「カネコアツシ」

アメコミ風の作画に定評のある作者さんで、日本の一般的な漫画とはあきらかに違った雰囲気を持つ作品です。

今回は、最新刊の4巻が発売されたので購入レビューです!

目 次

まずは結論

おすすめ度:★★★

  1. 今巻を大きく分けると、「新たな敵(ヒーロー)とのバトル」「主人公たちの成長」「新たな脅威」という内容でした。全巻から続いていた”悪の組織イーヴォー”の信者でもある少年たちが暴徒化して街で騒動を起こすも、新たなヒーローが現れて鎮圧されます。そして主人公たちはヒーローとバトルを繰り広げます。その最中にさらなる成長を遂げ、ヒーローたちを撃退、しかし新たな脅威が出てきたところで巻は終わりました。
  2. 展開としては、本の中盤あたりから一気に怒涛の展開になっていきます。それがとても面白かったです。そして最後のページでは衝撃のコマで終わるという、次巻への期待を持たせた状態で終了します。もう次の巻が気になります!
  3. アメコミ風の作画なので、本当に独特です。黒塗りに白ペンで描いたような絵であったり、独特な構図であったりと、日本のいわゆる普通の漫画とはあきらかに違います。もしかしたら好き嫌いもあるかもしれませんが、私は違和感なく読んでいます。合う合わないを考慮すると、万人受けはしないような気がするため、評価も★3としています。
  4. 余談ですが、表紙のイラストが何故か上下逆になっています。しかも、帯まで。これは深い意図がありそうです…




作品の概要

この漫画のキャッチコピーは、

だから僕達は「世界を」殺す。

ここからもわかるように、主人公の3人は”悪”です。と言っても、めちゃくちゃ悪者というか「訳あって悪」みたいな感じ。

本来、この世界の「ヒーロー」と呼ばれる正義の味方は超能力を持っており、血統でのみ継がれるものだそうです。

普通の学生だった3人の主人公たちは世界に絶望し、それぞれ自殺を図るも生還します。そして目覚めた時に不思議な能力が宿っており、そこから物語は急転します。

この世界の「ヒーロー」と呼ばれている者は、結局は権力者にベッタリの正義の味方であり、一方から見れば完全に悪であり、「勝者が正義」の言葉通りの存在でした。

超能力を得た3人はもともと世界に絶望していたため、”自分たちを殺した”世界を壊すため、悪の組織「イーヴォー」を作ります。

そして主人公たちと、ヒーローたちとの激しいバトルが繰り広げられていきます。

これからまた面白くなりそうな展開ですので、こうご期待です!

イーブックジャパン

あらすじ

もう、止まらない。もう、止められない。少年少女は火を灯す。破壊と暴力で火を灯す。赤く煌めく渾沌の果てで、正義の嗤笑が木霊する。==「EVOL(イーヴォー)」に集った少年少女。絶望によって生まれた絆は、さらなる絶望を追い求める。==正義を失った夜空に、ふたつの新たな光が輝いていることを、「EVOL(イーヴォー)」はまだ、知らない。==僕達を捨てた世界を、僕達が捨てる。クソったれな世界をぶっ壊す、新感覚ダークヒーロー・ジュブナイル。


雑 談

ふみきり

本当にアメコミの漫画って感じで、個人的にはとても新鮮な気持ちで読める漫画ですね。イラストというか、描き方やセリフの文字フォントなども特徴あって、しっかりと細かく絵を見ていくととても面白いですよ。

アスカ

Amazonでの評価も高いし、読みやすい漫画ですよね。
ヒーローと呼ばれる人たちが逆に”悪”に見えているのがちょっと面白いです。一般人たちもなんか”愚かな感じ”で表現されているし。

ふみきり

そういった意味でも、結構”挑戦的な内容”の漫画であるように思いますね! 私は好きです。

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最後にまとめ

 評価は『星3つ』

作画の好き嫌いを考慮しての評価となりますが、この漫画自体のレビューは総じて高いので、面白さは折り紙付きです。

これから主人公たちがどのように成長し強くなっていくのか、そして謎の多いヒーローたちの組織とか何なのか、そしてどういう結末に向かっていくのか、もう続きが楽しみでなりません。

まだ読んだことのない方は是非一度読んでみてください!







イーブックジャパン







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