WIND BREAKER　7巻【6月新刊】

2022年9月21日

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【2022年6月新刊】人気上昇中の不良漫画の最新刊購入レビュー！おすすめ令和版不良漫画

　現在「週刊少年マガジン」にて人気連載中のヤンキー漫画『WIND BREAKER』の7巻が発売されましたので購入レビューです！

前巻から続く「KEEL編」の決着と、その後の日常生活が描かれた巻でした。

　ちなみに、”少年マガジンの不良漫画”と言っても、「湘南純愛組」「特攻の拓」「カメレオン」、別雑誌なら「クローズ」や「ろくでなしBLUES」などの名作たちと比べると、”とっても良い不良たちの少年バトル漫画”みたいな感じです。

同誌で連載中の不良漫画「東京リベンジャーズ」とも全然違う路線です。決して”昭和ゴリゴリ”の不良ではないので注意です。

まずは結論

おすすめ度：★★★

KEEL編の決着として、2年級長の「梶くん」とKEELのトップ「名取」とのバトルとその決着が前半。中盤からは、今回の騒動のまとめを風鈴高校番長「梅宮くん」含めて行われます。そして後半は、自分の不甲斐なさを反省する主人公「桜くん」の戸惑いなどが描かれてます。
巻の全体的には、前半のみバトルでアクション要素バリバリですが、中盤から後半にかけてはまったりと進むので、ちょっと物足りないように感じました。ただ、主人公の”桜くんの成長の過程”という大事な部分でもあるため仕方ないとは思いますが、盛り上がりを欲しがった自分がいました。
表紙が「桐生くん」で、ピンクの彩りが綺麗でした。これは「東京リベンジャーズ」の27巻と同様で、ピンクってなんか目立ちますよね。余談ですが、この漫画を読んでいるとドラマの「ごくせん」を思い出すのは私だけでしょうか？
余談ですが、これは作者さんへの要望になるのかもしれませんが、「単行本にキャラクター紹介欄が無いため名前がわかりづらい」です。特に「あれ、あの人名前なんだっけ？」という時に単行本に乗ってません。これは「東京リベンジャーズ」にも言えますが、ページ削減のコストカットなのか、キャラクター紹介本を別で発売するのか、なんか最近の流れなんですかねこれって。
各巻の中で”1ページ使ってキャラクター紹介”はしてありますが、「どの巻に誰が載っていたか探すのが地味に大変」なんです。これから巻数が増えてくるとさらに大変になってくるので、登場人物の紹介は欲しいなと思いました。あくまで個人的な感想です、はい。

イーブックジャパン

あらすじ

防風鈴vs.KEEL　ラストマッチ！　卑劣な悪意に鉄槌を下せ！　級友の危機を救うため、恐怖が支配するチーム「KEEL」と激闘を繰り広げる桜たち1年集団。2年級長である梶らの参戦によって劣勢を覆し、戦いはついに最終局面を迎える！　そしてKEELとぶつかり合う中で自らの体に起こった異変に戸惑う桜。初めてできた“仲間”の存在は、桜にどんな変化をもたらすのか―

ふみきり

主人公の「桜くん」がKEELのボス名取くんと戦うかと思っていたら2年の級長「梶くん」と交代して梶くんが決着をつけるという展開。主人公の成長を描くパートって感じですかね。番長の「
梅宮くん」のカッコよさはすでに周知のことですが、今回の展開で梶くんファンを増やす狙いでしょうね、きっと。そしてカッコよかったです！