【2022年5月新刊】スタートしたばかりで期待の漫画の新刊購入レビュー!面白いおすすめマンガ
2022年12号の「週刊少年マガジン」にて連載をスタートさせた、少年バトルアクション漫画『ガチアクタ』の第1巻が発売されましたので購入レビューです!
タイトル:ガチアクタ
作 者:裏那 圭(ウラナ ケイ)
グラフィティデザイン:晏童 秀吉(アンドウ ヒデヨシ)
2人による作品です。
ちなみに、作者の裏那氏の師匠は「炎々の消防隊」の大久保篤氏とのことで、大久保氏も絶賛していらっしゃいます! 師弟愛って素敵ですよね♪
まずは結論
おすすめ度:★★★★
- 始まったばかりだし、まだまだこれからなのでしょうが、すでに「売れるな」と感じさせる雰囲気があります。斬新な設定のみならず、能力の設定やジャンル、キャラクターなどもしっかり作り込まれています。これは期待しない方がおかしいですよね。
- 国際的な多くの企業が取り組んでいる”エコロジカルマーケティング”の取り組みの基本となっている※「4R」(Reduce・Refuse・Recycle・Reuse)を背景にして、「モノは大事にすれば魂が宿る」だとか”エコな設定”を違和感なく設定に盛り込み、大事に所有している”モノ”に”能力”を付けるという斬新な発想で、これからの展開が非常に楽しみです。「エコとバトル漫画」ってアイデアはあっても、上手くくっ付けるのってセンスですよね。
- ちなみに、よく見かける「ゴミ」としての代表格とも言える、”道路脇によく落ちている手袋・グローブ”が主人公のルドの所有するモノであったり、使い捨て傘や放置傘だったりの”カサ”が最初の仲間エンジンのモノであったりと、なんかその設定だけで「秀逸!」と感じてしまいました。これからどんなものが出てくるのかなと楽しみです。プラスチックとかエコバッグ、ペットボトルとか放置ドラム缶とか出てくるのかな(笑)
- 不安要素をあえて挙げるとすれば、基本的に主人公ルドは「怒り」と「復讐」の人なので、暗いので好き嫌いが分かれる可能性がありそうです。ただこれからの展開次第でしょうかね。あと、絵柄や雰囲気が、昔の漫画で、ガンガンで連載されていた西川秀明さんの「ゼットマン」っぽいなと個人的に感じました。主人公の明るさは違いますがね。
※「4R」とは
・Reduce(リデュース):ごみを減らす、ものを大事に使う、できるだけごみを出さない生活をする。
・Refuse(リユース):ごみになるものを家庭に持ち込まない、不必要なものは買わない、断る。
・Recycle(リサイクル):なるべく捨てない、リサイクルできるものは分別する、リサイクル品を買って循環させる。
・Reuse(リユース):繰り返し使用する、修理して使う、人に譲る。
エコロジカルマーケティングとは・・・
引用:コトバンク
人間を含む生物と自然環境との、良好で永続的な関係の構築を目指す企業や非営利組織による、マーケティング活動。環境にやさしい製品・サービス・アイデア(発想)の開発や普及が、活動の中心。環境への負荷を減らすためには、4R、すなわち、refuse(断る)、reduce(減量する)、reuse(再使用する)、recycle(再生使用する)が重要で、それらを容易にするような製品の製造及び販売が企業に求められている。
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あらすじ
犯罪者の子孫たちが集められたスラム街で、差別を受けながらもゴミを拾って暮らすルド。だがある日、身に覚えのない罪を着せられ、誰もが恐れる「奈落」へと落とされてしまう。奈落で「掃除屋」のエンジンと出会ったルドは世界の真実を垣間見、物に命を与え力を引き出す能力を発現させる。すべては「クソみたいな世界」を変えるために――!! 世界がどれだけ強くても自分の価値を他人にだけは決めさせない。敵は「常識」「権力」「差別偏見」超絶怒濤のバトルアクション開幕!

これは設定ですでに”売れ線”を感じたので、人気作になると思います! というかもうすでに人気なってますかね。いやぁエコとバトルの上手い活用には脱帽です。

これから出てくるキャラや能力に期待ですよね♪

人気作への条件は満たされていると思うので、あとは作者と編集者のウデ次第かもしれません。と、素人の私が言ってますw
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最後にまとめ
評価は『星4つ』。
”期待の作品”ということで、買いの1冊です!
これからさらに人気も上昇していきそうなので、是非読んでおきたい作品です。
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