【2022年最新版】今ガチで面白いおすすめ漫画を厳選紹介！大人が読んでも面白いサバイバル漫画

「このマンガがすごい！2022」ではオトコ編第20位、フランスで先行大ヒット中の、おすすめしたい面白い漫画『虎鶫　とらつぐみ』をレビューします！

現在「週刊ヤングマガジン」にて連載中のSFサバイバル漫画で、作者は「ippatu」先生です。

結論から述べると、「面白い！おすすめ！日本に逆輸入のサバイバルファンタジー漫画」です。

とりあえず進めていきましょう！

イーブックジャパン

あらすじ紹介

『虎鶫　とらつぐみ』あらすじ
はるか未来──、永きにわたり人の踏み入らぬ”魔境”となった地、「旧日本」。
無実の罪で死刑囚となったレオーネは、「成功か死か」の極秘任務を背負わされ、かの地に降り立った。
タイムリミットは１年間。限界突破サバイバル、スタート!!!!

おすすめ度と内容紹介

おすすめ度：★★★★

まず舞台となるのが荒廃した旧日本、物語は東京から始まります。スパイ容疑の冤罪で囚われた主人公レオーネは、死刑を免れるため旧日本に存在する”TORATUGUMI”を手に入れるミッションに送り込まれます。”TORATUGUMI”を持ち帰ることができれば免罪となるため、レオーネは妻子に再び会うため荒れ果てた旧日本にてサバイバルを開始します。

表紙にも描かれている可愛らしい女の子は「つぐみ」、ライオンのような大きな獣「とら」はとんでもなく強くて、何度もレオーネを助けます。つぐみちゃんととらちゃんのやり取りもまた可愛いです。
ちなみに”TORATUGUMI”との関係性はまだ謎のままです。

日本のメジャーな漫画の描き方とは少し違い、背景を大きく人物を小さく書いた場面が多く、そのおかげで壮大さが演出されており、廃墟の描き方も今時のデジタルっぽいものではなく手書きに近い表現で、つぐみも”とても古い女の子の描き方”というか懐かしさが感じられ、男たちは暑苦しいくらいに濃い感じで、表現がバラバラのように見えて上手く統一されているという素晴らしい表現の漫画です。

日本の漫画とはちょっと違う画風なのですが、それもそのはず、実はこの漫画は「フランスで先行して発売され人気となった後に日本に逆輸入された漫画」なんですね。特徴的な絵の理由も納得です。

最近の日本の漫画とは少し違った雰囲気を持つこの作品、是非一度読んでみてください！

ポイント①　荒廃した建物とキュートなつぐみの描き方の対比

つぐみちゃんは、目は赤、髪は青、鳥のような足をしております。正体はいまだ不明です。

しかし、絵のタッチや描き方が本当にメルヘンチックで可愛らしいのです。もう本当に懐かしい絵柄です。

それに対して廃墟が暗くどんよりと、しかも大きく描かれているせいで余計に寂しさを演出しています。

その対比がこれまでのサバイバル漫画とは異なっている点かなと思います。

ポイント②　内容は基本的にあつくるしい

キュートなつぐみのみ可愛い部分であり、全体的にアツい漢たちが繰り広げる生き残りをかけた戦いだったりします。

生き残りとミッション達成のために、新たな仲間が増えたり、新たな目的地が増えたり、そもそも”TORATUGUMI”は謎のままということで、現在4巻まで出ていますが、内容的にはまだまだこれからかなといった感じです。

果たしてレオーネは生き残り無事にミッションを達成して祖国に帰ることができるのか、そして”TORATUGUMI”とつぐみととらとの関係は…？　これからがまた楽しみな作品です。

ポイント③　フランスで先行して人気に、そして世界へ

前述しましたが、この作品は先にフランスで発表、その後PRO等を経て人気を得ました。その後、この漫画の「TUGUMI PROJECT」チームはフランスだけではなく世界中の人々にも読めるようにしたい！という想いで営業活動を行い、イタリアでも発売し、日本でも講談社のヤングマガジンが取り使うこととなり、現在も精力的に世界規模で営業活動を行っているそうです。

これだけ聞くと、「漫画ってグローバルなものになったんだなぁ」と改めて感じられるし、「こういう新しいやり方もあるんだな」と勉強になりますよね。

是非、今後の活躍にも注目です！　もしかしたらアニメ化もあるかもしれませんね、高確率で。

最後にまとめ

評価は『星4つ』で、「面白い！おすすめ！日本に逆輸入のサバイバルファンタジー漫画」です。

ちょっといつもとは違った漫画を読んでみたいなぁと思っている方は是非よんでみてください。

つぐみちゃん、可愛いですから。（めちゃくちゃ強いですが）

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