【2022年6月新刊】マンガ大賞受賞漫画の最新刊が発売されたので購入レビュー!おすすめの面白さです。
昨年は「このマンガがすごい!」オトコ編第2位、「マンガ大賞2021」で堂々の第1位で様々な賞を獲得して、さらに今年も「このマンガがすごい!」オトコ編第6位になった、今や大人気となっているファンタジー漫画の傑作『葬送のフリーレン』の最新8巻を購入したのでレビューします!
今巻は、”いつものフリーレンっぽい”ほのぼの漫遊の話と、”強敵とのバトルあり”と、非常に見応えのあるバランスの良い巻でした。
個人的に非常に楽しめました!
まずは結論
おすすめ度:★★★★
- 無事に一級魔法使いの称号を得たフェルンのおかげで北部地方に行けることになったフリーレン一行。いつもの”ほのぼの話”のあと、強敵「4刀流の魔族の将軍」とのバトルの話になります。この戦闘がまた良かったです!
一級魔法使いの試験で一緒だったキャラクターが再登場し、共に戦うことになるのですが、個人的には「ゲナウ」さんのキャラが好きすぎました。冷静に淡々と作業をこなすのですが、心の中では非常に愛に溢れているというか、人情味を感じました。そして、その話が終わって巻のラストには、またまた一級魔法使い試験時のキャラが登場し、次巻も”かなりアツい”展開になりそうで、またまた面白くなってきたという感じです。 - 個人的な見解と経験ではありますが、「簡単に言葉に表す人ほど、簡単で単純である」とでも言いますか。ゲナウのように一見無慈悲で心が無さそうに見えて、心の中では”愛とはなんだ?”と、自分には足りない、もしくは持っていないと自分を否定している部分があって(コンプレックスともいう)、それを自問自答しながら深く追求している人ほど、”逆に愛に満ちている”みたいな感じ。そういう部分が、今巻の短い話の中でとても良く描かれているなと個人的に感じました。
- 「葬送のフリーレン」の一番の良さは、この「独特なテンポ感」だと私は考えています。音楽で例えると、「スローテンポの曲なんだけど、急にメロディアスなフレーズが出てきて、感情的な演奏が瞬間的に入ってきたりして、終わってみたらなんかフワッとしたよく分からない感情が湧いてくる」みたいな。無理やり曲で例えるならば「坂本龍一」「戦場のメリークリスマス」かな。(あくまで私見です)ちょっとメジャーな曲すぎましたねw
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あらすじ
今は亡き勇者たちに捧ぐ後日譚ファンタジー 今は亡き勇者たちとの旅路を再び歩む魔法使い・フリーレン。一級魔法使いを伴わないと進めない、過酷な北部高原へ。途上、魔法使いたちと再会、そして魔族との会敵―― 物語は、美味くないパンの味を思い出させる。英雄たちの“郷愁”を滲ませる後日譚(アフター)ファンタジー
雑 談

葬送のフリーレン、実は個人的には”そこまでハマっていた作品ではない”のですが(汗)、面白いとよく聞くから買って読んではいたけど、正直そこまでハマっていなかったというか。いや、確かに面白いんだけど、他にも面白い漫画あったんでという感じで。

今回のレビューだと”べた褒め感”がありますが、徐々にハマってきているという感じですか??

ちょっと遅かったけど(汗)。
この漫画を読むのに”テンション”ってとても大事だと思っていて、ある程度こころに余裕がある時にリラックスして読みたい作品というか。逆に、アグレッシブに活動している時にはちょっと物足りないというか。それで私が最近はゆったりしている時間も持てているので、やっと”自分にぴしゃりとハマった”という状況です。また、今巻がちょうど良いバランスで面白かったというのもあります、多分。

この作品の面白さにやっと気づいてもらえて良かったです!
次巻の展開もまた楽しみですね♪
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最後にまとめ
評価は『星4つ』。
「葬送のフリーレン」が好きな人は”マストバイ”です。
星をひとつ減らしているのは、私の勝手な「次巻の展開への期待」の分を引かせてもらっています。
面白かったです!
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